京都記念（G2）の予想を公開します！
京都記念のレース波乱度予想
まずテクニカル６と朝一時点でのオッズから、京都記念のレース波乱度からチェックしておきましょう。
テクニカル６波乱度評価
このレースはテクニカル６のレースパターン５。つまり本命戦で、テクニカル６の軸馬として選出されるのは⑥チェルヴィニア。トリプルアナライズが９段階中８でこちらも荒れにくい判定となっています。前走ジャパンカップでスローペースの上がり勝負で切れ負けしましたが、さすがに今回の出走馬の中では格が違う印象。ただし父ハービンジャーは京都芝２２００M戦を得意としているわけではなく、好走パターンは１番人気に支持された時のみ。逆に１番人気の場合はかなり崩れにくいです。
朝一オッズ波乱度評価
前日１１：３０前後にチェルヴィニアへ単勝約１５０万円の投票が確認できています。また複勝にも前日１４：００頃に約１００万円の投票があり、その後もチェルヴィニアには断続的に単複への投票が入っています。それもあって単勝１番人気チェルヴィニアと２番人気ヨーホーレイクの間には単勝オッズ２倍以上の大断層が出現。また単勝５番人気と６番人気の間にも単勝大断層が出現しているため、１着候補としては単勝１～５番人気までと判断します。
血統からみる注目馬
京都芝２２００M戦はステイゴールド系種牡馬産駒が度々好走しているんです。京都競馬場改修後の２０２３年４月以降でみれば、父ステイゴールド系産駒の牡馬は（４－２－３－２３）勝率１２．５％連対率１８．８％複勝率２８．１％単勝回収値１１０円複勝回収値７４円。
過去の京都記念においても度々ステイゴールド産駒が好走しており、またこのレースはリピーター度の高いレースでもあります。
昨年９番人気３着激走のナカヤマフェスタ産駒➁バビットがもう１度激走する可能性もあるのでは？そして同コースでの連対実績のあるオルフェーヴル産駒⑩マコトヴェリーキー。
また、父ディープインパクト系も見逃せません。特にディープインパクト系産駒×単勝１番人気では（７－２－１－４）と勝率は５０％を記録しており軸馬としての信頼度も高いです。ただしこのパターンに該当する馬はありません。父ディープインパクト系産駒の牡馬×単勝オッズ２０倍未満とするとこのコースで（１２－５－５－２３）単勝回収値１３６円複勝回収値９４円となるので、➀ヨーホーレイク⑨プラダリア⑪セイウンハーデスの３頭。
というわけで、血統からみた注目馬は➁バビット⑩マコトヴェリーキー➀ヨーホーレイク⑨プラダリア⑪セイウンハーデスの５頭。
京都記念の軸馬予想
レース波乱度からみれば、１番人気チェルヴィニアが軸で、勝ち馬候補は単勝５番人気まで。単勝５番人気までの馬に足元をすくわれる可能性もあることから、チェルヴィニアの単勝は買いたくないです。ただルメール騎手×木村哲也厩舎という組み合わせも、単勝オッズ１．０～２．５倍のゾーンで昨年以降（２３－４－５－６）勝率６０．５％連対率７１．１％複勝率８４．２％単勝回収値１０７円複勝回収値９６円とかなり信頼度は高いです。連勝馬券の軸としてはチェルヴィニアで良さそうです。
相手には血統注目馬として挙げた➁バビット⑩マコトヴェリーキー➀ヨーホーレイク⑨プラダリア⑪セイウンハーデスの５頭。
ワイドの１頭流しの場合、Ｗ的中させないとプラス回収にもっていくのが難しいので、相手馬を１～２頭削って少点数勝負の必要性あり。馬連５点買いであれば合成オッズが２倍近くあるので、馬連で流すのがよさそうです。
